2008年11月週刊東亜 11月27日号

“酸素のような奨学金… 韓国に終生感謝します”


“酸素のような奨学金… 韓国に終生感謝します”


ソウル大 外国人学生協会(SISA) ジルソード・グラモト 会長(左側)と パキスタン留学生 シャキブ・アリ(中), イムラン・カーン 氏が並んで座って話を交わしている.
キム・サンウン記者

ソウル大, 外国為替危機国留学生に奨学金 “為替危機時に韓国人留学生を支援した英のように…”パキスタン-ウクライナ 学生26人に恩恵

“死に瀕している患者に供給する酸素のようです. 終生感謝するものです.”
26日、ソウル大 外国人学生協会(SISA) 事務室で会ったパキスタンの若いエリートたちは長い間の渋滞から抜け出したように明るい表情だった.
ムスリム特有の長いひげを伸ばしたシャキブ・アリ(27・電機コンピュータ工学 修士課程)氏は、“最近、グローバル金融危機でパキスタン政府が教育予算を何と60%も縮小し、国費支援が切れる危機に瀕しました”としながら、“ソウル大の助けで勉強を続けられることになりました”と話した.
最近、ソウル大は国際通貨基金(IMF)の救済金融対象国のパキスタンとウクライナ出身の留学生26人(パキスタン24人, ウクライナ2人)に特別奨学金を支援することにした.
該当国家が経済危機に瀕して自国の留学生に対する支援が難しくなったためだ.
アリ氏と彼の友人イムラン カーン(27・機械航空工学 修士課程)氏は、パキスタン国立科学技術大などを出てきたエリート.
彼らはパキスタン高等教育部の選抜を経て、今年2月にソウル大修士課程に並んで入学した.
2年の教育過程を修めたら本国に戻り、政府と産業界の核心人材として活躍することになる.
アリ氏は“ヨーロッパや米国に留学することもできましたが, 高度成長国の韓国を学んでこそ祖国を発展させることができるという考えでに韓国行きを選びました”と話した.
カーン氏も、“他の先進国の大学実験室と比較しても、ソウル大の水準は立派です”としながら“ヨーロッパに比べて、実験室の実習過程が手硬くて特に魅力的です”と付け加えた.
彼らは‘ハラルフード’(イスラム教儀式を経て屠殺した鶏肉, 羊肉, 牛肉 等)を調理しなければならないため、台所がない学内の値段が安い寄宿舎を利用できない.
学校の近くに自炊のできる部屋を得たが、家賃が高い.
これに対して、ソウル大は台所を揃えたBK国際館宿舎をパキスタン学生達に提供することを検討している.
ソウル大のこのような配慮は、1997年の外国為替危機当時に英国ケンブリッジ大が韓国人留学生に1人当り3000〜5000ポンドの奨学金を支給したことから影響を受けたものだ.
当時、ケンブリッジ大から奨学金を受けて博士学位を取得したソウル大生命科学部のイ・ヒョンスク教授は“誰も要求しなかったのに、学校が奨学金を出してくれて非常に驚きました”としながら“今回の決定は国家イメージの広報という次元でも大きい意味を持つことです”と話した.

キム・サンウン記者 sukim@donga.com