2000年8月248号週刊東亜

日本ラッパー 歌詞波紋拡散 …
“南北が戦争をして滅びてしまえ”も飛び交って

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初めから韓国, 韓国などと苛立つだろうが、聞いている途中で消してもいいよ. 俺もあのゴミ国家について言いたくて言っているんじゃない… 今、俺のそばに韓国人がいたら、俺は遠く富士山まで逃げていくさ… 韓国はもう植民地国家… 飴でもなめてろ、コリア.”

最近あるインターネット掲示板に‘DNP006’という日本のラッパーが叫んだと紹介された歌詞の一部だ. この一文は、光復節を10余日前にした8月初めに登場し、ネチズンを驚かせ, いまでは途方もない反響を起こして、他のサイトに広がっている最中だ. 実際、日本大衆音楽同好会等の日本文化関連サイトや、言論社読者投稿コーナーなど, ネチズンがたくさん集まる人気サイト掲示板は、間違なくこの文で‘塗り固められて’いる.

この文には、韓国を徹底的に卑下する低質な‘歌詞’(1〜3節)とコーラス内容はもちろん, この曲を収めた‘ミュージックビデオ’の内容までが紹介されている. “歌手 DNP006とセクシーなガールフレンドがソファーに卑猥な姿勢で座っていることから始まる、このミュージックビデオの合間合間に贅沢な二男女の姿に克明に対称的な(いまは消えた)私たちのわら屋根が登場, 韓国を卑下している”という‘親切な’説明まで付け加えてある.

これが事実ならば、韓国に対する途方もない冒とくであるわけだ. 記者はこの文の真偽可否を追跡してみたが、文の原本や文章を書いた人間を探し出すことは不可能だった. ‘DNP006’という日本歌手やミュージックビデオについて知っているレコード販売商や日本音楽愛好家もいなかった.


出処は不明 … ネチズンの間で自己増幅中


‘論議沸騰’と‘葛藤’をねらった、出処不明の‘反日怪談’は、これのみではない. 最近、22行の日本語原文と、それに対する翻訳文が含まれた、もう一つの‘怪談’がインターネットに乗せられている. “戦争中、日本が使い道のない韓国人をただで大量虐殺してあげたのに、感謝もしない. 長所はといえば‘キムチ’だけの韓国が、北朝鮮と戦争をして、同時に滅亡すればいいよね?”という内容のこの文もやはり、“ウェブサーフィンの最中に偶然発見したのだが、憂憤を耐えることができない. 日本サイトをクラッキングしよう”と、そそのかす一部ネチズンたちにより‘自己増幅’中だ.
‘克日’が、このように、実体さえ不明な‘怪談‘を通じてなされると考えるネチズンはそれほどいないだろう. 問題は、こういう陰湿な攻撃の文等に刺激を受けた相当数のネチズンたちが、これを積極的に‘伝播’しながら、順次事実のように見なされていっているということだ. 単純ないたずらなのか, インターネットの匿名性を悪用した、陰険で攻撃的な発言を恣行するひねくれた悪意の表出なのかは不明だが、とにかく‘原本作成者’は‘初期の成果’を成し遂げているわけだ.


<キム・ジンス 記者 jockey@donga.com>



“日本歪曲は、私たちの捻じ曲がった姿”
実体のないイメージの産物 … 世界へのびる日本文化に注目


日本が韓半島に侵攻し、民族の精気を 抹殺しようとしたという‘豊秀侵略論’, 旧朝鮮総督府建物撤去, イ・ヨンヒ氏の‘歌う歴史’, ジョン・ヨオク氏の‘日本はない’, キム・ジンミョン氏の‘ムクゲの花が咲きました’と‘空よ 大地よ’, ソウル大 シン・ヨンハ教授の反日修辞論….
世宗大 パク・ユハ教授(43・日本文学)は、この10年間、韓国を席捲して既に大部分の韓国人にとって‘常識’になってしまった日本論について正面から批判した. それは、実体がなかったり、証明できない‘イメージ’の産物であるだけだということだ.
そのイメージの生産者はだれか. いくつかの知識人, 彼らの意識的あるいは無意識的歪曲を、確認したり疑うことなく盲目的に受け入れて、拡大再生産してきた言論媒体, そしてそのような方法の報道をやはり何らの批判もなしに受け入れてきた我々なのだ、といった. それで、光復(註:植民地からの解放)55年の歳月が流れても、私たちにとって日本は相変らず刀の国, 暴力の国, 城の国だとだけ記憶されてきたということだ.
パク教授は、私達がむやみに貶下する日本の文化, そのうちでも他の文化に比べて境界の視線なしに輸入された日本文学の先進性に注目した. 既に現代日本文学は、従来の感性的文学に安住することを拒否して、他者を真剣に眺め始めた. 他者に開かれない自分の話は、ナルシシズム以外の何物でもないということを自覚したためだ. その結果が、大江健三郎のノーベル賞 受賞(94年)だ. パク教授は、既に世界へのびていく日本を見ないまま、自己満足で日本を貶下して歪曲することは、そのまま我々自らを歪曲することだと話す.
“日本を歪曲する文は、私たちにいつまでも被害意識を強固にして、矮小な劣等意識を捨てることができないようにして, 過大な優越感を持つことを促す. 回復していない‘それらの’傷を、私たち皆に要求した結果は、我々自らのねじくれて硬直した姿の再生産だ.”(パク・ユハの‘誰が日本を歪曲するのか’から)

<キム・ヒョンミ記者 khmzip@donga.com>






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