Vol.0124 '05/12/31

indexページはこちら

年末音楽演で締めくくり。

12月31日

いよいよサヌリム“送年音楽演”当日...朝11時頃にマネージャーの友人が我が家の前に迎えにいらした。
私はチャンイク先生と共に、会場のチャムシル・ヨクド(重量挙げ)競技場に向かう。年末も年末、道がえらく混むだろうと予想していたのだが...案外スムーズに行けて拍子抜け。前日の方が混んでいた程だった。会場入り予定時間の12時には会場入りに成功。他のメンバーは到着しておらず、舞台を確認するためチャンイク先生と舞台に上がった。

私のエフェクターが到着していないので、音もチェック出来ない...結局ボーッと待つ事に。
暫くすると、キーボードのソンギョン、チャンフン先生、チャンワン先生と到着。
いよいよサウンドチェック&リハーサルを行う。

アンプは最近のFenderツインアンプというヤツなのだが...中音域がドッと張り出して、ちょっと個人的には使いづらい。それでも何とか音作り。私はSoul-Benderというファズを使っているのだが、どうもこのアンプとは合わない。高域の“ジャーッ”という音が出しづらい。サヌリムには“ジャーッ”が必要なのだ。
かたやチャンワン先生のギターの音は良い!!ファズ弾きの醍醐味はこれだ、と言わんばかり。

外音とモニターがよくない。モニターは何か一つを注文すると、別な一つが御留守になるといった具合。私の斜め後ろ数メートルにドラムがあるというのに、まるで聞こえない。ウーム...
不安が募るまま、本番を迎える事になった。

続々と詰めかけるサヌリムファンの人々。表には“ケグジャンイ(いたずら小僧という意味。サヌリムのヒット曲)”と“サヌリムマニア”も集結。3兄弟ではない私にも、実に優しくしてくれる彼ら...本当にありがたい存在である。サヌリムも幸せですな。

スペシャルDJにはソン・ギワン氏が登場、Fat Boy Slimの曲にサヌリムの曲を多数盛り込んだリミックスヴァージョンを披露し、会場を暖めた。私の合図と共にギワン氏はヴォリュームを落とす。最初の曲は私のギターからスタートする。セカンドアルバムに収録されている曲『ノレ・ブロヨ(歌を歌うよ)』、この選曲はファンにはうれしいはず。会場も“オオーッ”という反応が。

ここで問題が。曲を始める際、目を合わせ“1、2、3、4”とチャンワン先生の口を見て、それに合わせる。緊張感を高めつつドカンと行こう、と打ち合わせたのだが...何と曲間に真っ暗に暗転してしまい、まるで見えない。
事前の打ち合わせでは“見える程度に暗転”するといってたのに...そんな状態、どうやってカウント無しで始められようか...何曲かは思いっきりタイミングを外してしまった。それでも、舞台では笑顔。チャンワン先生は満面の笑顔でファズギターをかき鳴らす。

コンサートの中盤の休憩時間に楽屋に戻ると、皆一斉に同じ反応...“モニター、全然聴こえないんだけど”。
暗いわ、モニター聴こえないわ...我々には思いっきり逆風が吹く。会場の盛り上がりに助けられているのは不幸中の幸いというやつか。メンバーと相談の結果、いつものようにカウントで曲を始めることに落ち着く。

さて音響...スタッフ側に一応話をしたのだが、イマイチ改善されず...後半1曲目を始めた途端、チャンワン先生が私に向かって苦笑い...エイ、と心に決め、演奏に集中!!

いよいよ目玉の新曲2曲。14集に収録予定の曲だが、一足先に御披露目することに。
個人的にはこの2曲、サヌリムのエキスが濃く詰まった、衝撃間違い無しの曲だと思ってます。シンプルな歌詞、奇妙で特異なリフ...まさに『作曲』ではなく『発明』である、といった感じですかね...

終盤のヒット曲攻勢で観客席も大盛り上がり。やはり『アニボルソ(え、もう!?)』『ナ・オットケ(俺はどうすれば)』等、客席の上の方から駆け降りてきての大合唱。これです、韓国の観客達の熱気は!!

公演終了後もメンバー達はファンサービスの時間。ファンクラブの人々と集合写真を撮っていた。私は舞台上で機材を片付けていたのだが...ファンクラブの方々からお声がかかり、私とキーボードのソンギョンも写真を撮ることに。“ハ~セガ~ワ!!”と、サッカー応援でおなじみ“テ~ハンミングッ!!”の節に合わせての御出迎えにはテレてしまった。

打ち上げはチャンワン先生行きつけの刺身屋で。公演が終わってリラックス、例の“爆弾酒”を振舞う。
私は日本から来たサヌリム愛好家の皆様と共に、訳あっての中座となる。二次会にて合流することに。
その中座の訳は後日...

無事に二次会に合流すると、完全にでき上がっている人々が“ウエーイ”と我々を迎えてくれる。
チャンフン先生は上機嫌で、何故かその場にあったクラシックギターで私が演奏し、新曲『アッチム・イルギ(朝の日記)』を唄われた。歌詞に“君に会えたのに~”と歌う部分では、そこにいた全員一人一人に向かって指差しをする
という、さすがの気配りをみせる。これには感動。さらに、チャンイク先生の講義を全員ジッと聴いた。含蓄のある御言葉に、我々もただ頷くのみであった。

ほろ酔い気分で“年明け”帰宅。今年も宜しく御願いいたします!!!
 

 

 

...で、CANのダモ鈴木氏がソウルにてライヴをやります。
3月10日、私にギター弾いてみない?とのお声が掛かりましたが...
勿論返事は“Yes”でしょ!?

 

 長谷川陽平

 

前のページ/次のページ

 
 

indexページはこちら