Vol.0119 '05/10/02

indexページはこちら

サムジ・サウンド・フェスティヴァルでの出来事。

10月2日

サムジ・サウンド・フェスティヴァルの出演をしにハンヤン大学に向かう。
先にも公表したとうり、ダブル・ブッキングである。デリスパイスとキム・チャンワン先生との掛け持ち演奏だ。

舞台を仕切る方が、“このフェスティヴァルが始まって以来のケースだなあ”と笑っていた。大学構内なのだが、舞台が二つあるのだ。私はデリスパイスが終わった後、もう一つの舞台に飛んでかなくてはならないのだが...不安である。何が起きるのかわからないのがフェスティヴァルの魅力でもあり、怖いところでもあるのだ...

デリスパイスは野外音楽堂での演奏だ。前の出演者のジョン・ジェドク氏が終わり舞台に出ると、大きな歓声が...それを聞いてさらに会場の外からも人々が押しかけ、あっと言う間に人でギッシリ埋まった。

演奏を開始...やはりというか、予想通りモニターに問題あり。ベースが響きすぎて音程がわからないのだ。前日のリハーサルは何だったのか....。ヒット曲『告白』では、感極まったファン(男の子)がどこからともなく現れ、キム・ミンギュに抱きつき、肩を組んで一緒に歌うというハプニングも起きた。(...ウッドストックのキャンド・ヒートを思い出してしまった。)

終わってすかさず運動場にある特設野外ステージへ向かう...
...間に合った!!時間が押したおかげで、出番の前の前に出演するジャウリムが舞台に上がっていくところだった。ホッとして荷物を楽屋に置き、ジャウリムを見に客席に出て行く。

見て驚く...何とギターの音がまるで聞こえない。ソンギュ氏がギターを掻き鳴らすも、まるで聞こえてこないのだ。これには参った。恐らく私たちのステージでもそうだろうなあ...という不安がまたしても襲う。

チャンワン先生が到着。いつもながらニコニコ微笑んでいる。“終わってから呑みに行かなきゃ...”とおっしゃっている。ああ、爆弾酒が待っている。

特別ゲストのサイの舞台が終わり、いよいよ我々だ。目茶目茶多い観客の数にビックリする。年齢層が低いせいか、舞台に上がっただけで“ギャー!!!!!”と騒ぐ。面白いことになりそう。

スタッフがチャンワン先生のギターをうまく繋げられなく、演奏を始めるのに時間が掛かったが、『僕の心に絨毯を敷いて』のベースラインが鳴り始めると、観客がゆらゆらリズムを取り出した。

3曲目に『アニボルソ(あれ、もう!?)』を演奏すると、何とダイヴ&モッシュ(...古いか!?)の嵐!!『チグムン・チャル・センガッナジアンネ(今はよく思い出せないな)』『カジマオ(行くな)』とアップテンポの曲が続くと、もうメチャメチャ。若いロックキッズ達が大暴れする。最後に『ギターロ・オートバイルタジャ(ギターでオートバイに乗れ)』をシュガードーナツのメンバーと演奏。さらにキレまくるキッズ達...久々に楽しい公演でありました。

実は...何と日本の超超超大御所ア-ティストの方が偶然見ていらっしゃって、私が日本人だと聞いたらしく、チャンワン先生の演奏が終わった後に楽屋にいらしてくれました。私の大好きな方なので、私は大恐縮...そしてその方が一言、“君...ホントにスゲーなぁ...”とおっしゃってくれました!!
その様子は...次回!?

打上げはやはり爆弾酒!!!バンペ洞の居酒屋で、チャンワン先生自ら創られる(←あえてこう書きたい)爆弾酒に酔いまくった...
 

 

 

大好きなアルバム、“オペラ横尾忠則を歌う”。ピクチャーレコード二枚組なんですよね。
これと佐藤允彦氏の“恍惚の昭和元禄”を聞いていると、この頃の東京にタイムスリップしてみたくなります。なぜこのアルバムを紹介するかは...秘密です。

 

 長谷川陽平

 

前のページ/次のページ

 
 

indexページはこちら