5月28日
終了後...当然の打ち上げへ。
近所の豚足屋に向かうことに。ここジャンチュン洞は豚足で有名なのだ。
日本からサヌリムを見にいらしたファンの方々数人と豚足屋に向かう。スタッフたちは後片付けに余念がなく、歩いての移動となった。
当然、打上げ会場にも人はまだあまり集まっておらず...2階の座敷に向かうと...何とキム・チャンフン先生が既にお待ちになっておられる。チャンフン先生の笑顔に吸い寄せられ...目の前に座ることに。リハだの練習だのでゆっくり話す機会がなかったのでこれはチャンスと思い、乾杯しつつ話し合う。
メンバー、スタッフほぼ集まったところで、“乾杯~~~!!!!”...そして“サヌリムのために”とさらに高々とグラスを上げる。
普段はあまり呑まれないチャンフン先生だが...出た!!!どこからともなく現れた方が持っているグラス。これが曲者、一杯のビールにショットグラスになみなみ注いだ焼酎をショットグラスごと落としこむ「爆弾酒」が。
中にあるショットグラスが見えずに一気呑みしたチャンフン先生...空になり、内側のショットグラスに気付きウワッという表情(苦笑と共に)を浮かべる。しかし....そのグラスが次に私の方に...
もちろん私も一気飲みで対応。緊張が解れたこともあり、チャンフン先生とのトークにもエンジンがかかる。
私が9集の名曲“ソナッピ(夕立)”をやりたかった、と言うと...今回はヒットメドレー的にやるというコンセプトだったので、次にやるときは2デイズで初日にヒット曲、二日目に隠れた名曲をやればいい..と驚愕の発言が。その場にいた日本のファンの方々も仰け反った。私や日本からのファンの方々がチャンフン先生の名曲達“この喜び”“何故俺がここにいるのか解らない”“外出”等の曲名を挙げていくと大喜び。
しかし、一番喜んだのはチャンフン先生のソロアルバムに入っていた“近頃の女は”の曲名を挙げたときだ。
私と日本のファンM君が話すと、これまでに無かった満面笑顔のホームラン!!!“何故にその曲を!!!!”と言われつつ、上機嫌でアルバムの裏話や今後の展開を話されました。ありがたきお言葉の最後には“ハセガワ、身体は鍛えなさい”と一言。“ヘヘェ”と平伏すしかない状態に。
お酒も程々に入った所で、功労者を殊勲すべく3兄弟が会場から一人ずつ招き称えて下さるコーナーに突入。私とイ・テユン女史が招かれ、私は“長谷川のおかげで“青春(曲名です)”が完璧に甦りました”とお褒めのお言葉。M君も紹介されたが、M君の履いていた太極旗の靴下にチャンイク先生が素早く反応。“こんな所に太極旗が!!!...大韓民国!!!”と足を掴み、皆に見せる。爆笑と拍手の渦に巻き込まれる。
何だか上機嫌に酔っ払ってしまい、気持ち良かったのだが...爆弾酒のおかげでフラフラに。しかし帰り際にチャンフン先生が一言、“ハセガワ、お前はサヌリム4人目のメンバーだ!!!”の一言だけは決して忘れない...たとえそれが酔った勢いで言われたとしても...こんなに嬉しい言葉は無かったのだ。
97年...初めてサヌリムを見てから8年後、ついにそのサヌリムと舞台を共に出来たのだ。
未だ余韻と虚脱感に襲われているのは無理もない...いや、これが始まりになると確信もしている。
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