97年4月号 Yoseong Tong-a(女性東亜)

人気爆発!新風健康法 より "ファン・スグァン教授"
誰が 見ても 最近 彼は 急浮上した. これを 世の中では ‘黄風が 吹き荒れるれる’ ‘第2の イ・サング シンドローム’だと 表現する. 話題の 主人公は 延世大 医大 生理学課 ファン・スグァン教授(52・セブランス 健康増進センター スポーツクリニック).

彼は さる 2月24〜25日 SBS 新春特別企画‘ファン・スグァン博士の 新風健康法’この 放映以後 大韓民国で 最も 忙しい 人となった. 夜 11時から 始まった 単純な 講演であったことにも かかわらず 深夜時間帯として 驚異的な 28.6%(占有率 68%)という視聴率を 記録、 爆発的な 人気を呼んだ. その日 以後 健康相談は もちろん 講演, 放送, CF 要請と 原稿依頼, インタビューまで 殺到, 今後 6ケ月間の スケジュールは超過密だ. それで 分野別に志願マネジャーが くっついて 毎日 スケジュールを 整理してくれているけれど 一日中 鳴る 電話と 山と 積まれる ファクシミリ 整理だけでも 手にあまる 状況だ. 事実 今回の インタビューも 夜明けに やっと できた.

“楽しく生きて、充ち足りた 生を 享受しようとするなら まず 健康であることです. 胃ガン 3期でありまた ‘へへへ’と 楽しむ術があるわけがないですよ. その ためには まず 過労を 避けて 充分に休息を取って 食生活を 改善して ストレスを 適切に 解消して 運動を 生活化しなければならないです. また 常に 笑う 生活姿勢も 重要ですよ.”

‘新風 健康法’は 楽しく笑って暮らせば 無病長寿できるという ファン・スグァン教授の持論だ. 理論の 核心の ‘笑って 生きよう, ご飯を よく食べるよう, からだに合う 運動を しよう’は 別の見方をすれば 明らかな 常識だ. だが このように 常識に 近い 彼の 健康学が 人気を呼んだのは 難しい 医学知識を 大抵のコメディアンが悔しくて ほっぺた打つ程 コミック口調で 簡単明瞭に 伝達するためだ. 講演を 聞いた 人には まさに‘新風’が起こって 健康生活を 実践に 移す決心を するようになる.

ファン・スグァン教授の講演場を こっそり 覗いてみたところ, 彼は 出てくるやいなや 紙コップを 持って 指を カップに突っ込み、 “この カップに 指を このように 付けたが 離した 後 顕微鏡で ながめれば 細菌が 話にもならないほどうようよいますね. この カップに入れた水を飲めば この 細菌が 洗いざらい ぼくの体内に入っていくわけです. だけど 見えないから 飲む, のです”

“この頃は まず顔だけ見れば 無条件 に笑う 人が 多いです. 放送局のギャグのプロから 出演要請が 来るくらいです。 えーと, 講演法を どこで体得したか よいうと、 私は 患者が 来ても長く待ってもらって 10分しか 面談が 出来ないのです. それで 短い 時間でも 1時間以上 説明したように 患者が 理解することができる 方法を 常時 考えるようになりました. ”


笑いが 最高の 薬

彼の 話からはわからないが、 笑わない時のファン・スグァン教授の第一印象は まちがいなく 山賊(?)だ. だからか ‘新風哲学’以前には その印象 ゆえに 生じる問題も 多かった. 一例では、時折り 同僚教授等と バスに乗って 市外で行く時の検問では 警察が 彼にだけ 身分証 提示を 要求する.

ファン・スグァン教授は もっぱら 自身の 誤った 生活方式に 関心を持つようになって ‘このままずっと 私は 1番 打者ではたまらない’と考え、せっかちで攻撃的な 性格を 変え始めた. また これと 同時に 鏡を見て笑う練習をして 現在 自他が 公認する ‘明るい 夫妻賞’と ‘新風健康法’この 誕生につながったのである.

“人生に希望があるように 暮らす方法の ひとつが 目標を 捨てない ことだと 考えます. 仮に 私が 目標意識を 失っていたとすれば 今頃は 田舎の 小学校 教師として残っていたかもしれません. だけど 幼い時からの 希望通り 教授と なって いまでは 道で 太ったおばちゃんたちからサインしてくれといわれますよ. ハハ…”

彼が 87年から 延世大 医大で講義を始めるまでの 経歴も 多様だ. 20代 青春時期 彼は 大邱教育大を 卒業した チョンガー先生だった. そうこうしたあと 教授の 夢を 捨てられなくて また 大邱大学に 入学, 社会事業を 専攻して 慶北大 大学院で 教育学 修士学位を 受けた 後 国民大でスポーツ 医学博士と なった.

教授が 身を置いている 延世医療院に対する 愛が 格別だ. そのため 新しく セブランス病院の 建築基金の 用意が 順調でないと聞いて 即 2億ウォンを 賭けで約束した のみならず 自身が 中心と なり 建築基金 10億ウォンをつくると 明らかにしたことがある.

ファン・スグァン教授は このような 消息が 知られたために 講演要請, 原稿依頼 などが 一層 より 殺到しているとし 募金 目標を 無難に 達成すると楽観する.

“免退職だ, 不況だ などと、この頃 別に笑うことが なくても 楽しい心を 持つようにしてください. 健康には 過去を 正すことが よくないです. ご主人の 過去も, ぼくの 過去も 問い詰めないでください. 考えを すこしだけ 変えれば 常時 笑わえる ものです.”

声を出して 一度 笑うことが 10分以上運動した 効果を 与えるという 彼の 笑い哲学は 家の中の 雰囲気にも よく 現れている. 両親, 妻 そして 1男2女まで 皆 一倍仲間の彼が 家に 入っていけば 家族が集まり 一日にあった 仕事の話などして 笑いの花を咲かせる. この時 皆 順番に 言えるように 5分以上の発言権を与えないというのが 彼の 説明である.

ファン・スグァン教授黄教の一日の 就寝時間は 4〜5時間であったのに この頃は 2時間も 寝られないことが多い. だが 笑いの薬を 食べる 彼は 疲れていることを 知らない. それで 仇名が 牡牛だ.

また 信仰生活も 彼の 健康な 生活を 支えてくれる 元肥だ. 日曜日ならば 蚕室にある 江南中央教会に 出て 一日中 奉仕をするだけでなく 教会講演も 熱心だ. それで 教会では ‘健康伝導師’で通じている.

爆発的 人気を呼びながら 昨年 出した 本 〈ぼくの からだに合う 運動で現代病を直す〉が ベストセラー 目録に 上がり あるかと思えば 路上でサイン攻勢を 受けるファン・スグァン教授. 彼が 作る ‘新風’は 社会を 明るくさせる ‘健康 風’に間違いない.