97年5月13日号 週刊Hankyoreh(ハンギョレ)21

“食べて生きるためなら してはならない” −韓国芸能タレントの低所得水準について−

さる 62年 1月 25日 韓国放送公社 KBSの 前身の 南山 中央放送局が チェ・ギルホ、チェ・ジョンホ、キム・ナニョン氏 等 演技者 26名を 初めて 採用して 以後 今年で 35周年 を迎えたことから 韓国での タレントという 職業が 公式的に 登場した 歴史も その くらいであると 推し量ればよい. もちろん 初期には 楽劇団 出身で 芝居俳優のサン・デチョクから 歴史が始まり 長い間に ラジオの 声優らが ブラウン管を主に 満たしたが ジョン・ヘソン、カン・プジャ、ヨ・ウンゲ 等に 採用の 関門を あけて デビューした 第1世代らが 今でも 活動中 だ.

続き 69年 開局と 共に 採用をした 文化放送は 今年で 26期 タレントを 選ぶ 予定で, 91年 門をあけた ソウル放送は さる 3月 7期生 採用を 終えた.

このように 放送3社が輩出した 職業 タレントが 正確に 何名なのかは 統計が 出ていないけれど, 韓国放送演技者協会(理事長 ソ・インソク)に 登録された 会員 1 千2百70余名を 大きく 抜け出さないと 関係者らは 推算している.

タレントの 職業安全性は 一部を 除外して, 低 水準だ. 最近 2〜3年 ドラマ 制作が 類例 なく 増えたのに 演技者協会 会員 中で 端役でも 着実に 活動している 比率は 半分にも まだ ならないと言う ソ・インソク理事長の話だ. しかも 放送 出演料だけで 生活できる 人は 20%程度で, ドラマ 人気を 等に 至高 億台の 広告 出演料を 上げることができる `‘スター’は 数える程に 過ぎない.

タレントらだけの 平均 収入に対する 統計は ないけれど 2百余名の 声優, 喜劇人まで 含み 皆で 1千 5百26名の 組合員を 持つ韓国芸能人労組(委員長 ソン・ギョンチョル)の 組合員 平均 収入と 大きく 違わないだろう. 出演料から 組合費を 1% 源泉徴収し 組合員 全体の 平均収入を 算出できる 芸能人 労組の 計算に よれば 組合員 1人当り 月 平均 収入は 1百98万ウォン. 平均とみれば そんなに 小さな 数値では ないけれど, 一部 高所得 演技者等と 残りとの 収入格差が 顕著な 現実を 勘案すれば 絶対多数が低所得層だという 話だ.

KBS 演技者等の 集い IN KBS国会(会長 キム・ヨンチョル) ソ・ヨンジン 事務局長は “末期 資本主義社会に 最も 成熟した 部門が タレント 集団であると 断言した. 貧は貧を育て 富は富を育てるように 表れるという こと. 77年 公社 4期タレントで入社, 7名の 同期中で唯一 いままで タレントとして残った 彼は“5百79名の 会員 中で 4人家族 最低生計費 以上を 儲ける 会員は 1百名も いない”であり 大多数の タレント 生活は‘飢餓線上の aria’だと 伝えた.

やはり KBS 公社3期 出身の 放送 演技者協会 イム・ヨンシク 事務局長は “以前には ドラマ 制作が少なくても ドラマ 出演者数が 多かった”としながら “この頃は出演者数が むしろ 少なくなったが 演技者らの 機会が一割 減った”と伝えた. ソ・ヨンジン 事務局長は “本当に少ない 製作費 のなかで 特級出演料を 追加金まで 支払って 残りをやりくりして 作ろうとするなら 他の 配役を 減らす しかない”と その 理由を 説明する. 一部 スター等の 億台 出演料が 多数 演技者等の 生存権を 奪う わけだ. そのうえ ドラマが‘若がえり’ 中高年 演技者等の 立つ場所は 一層 狭苦しくなった. しかし タレントという 職業を 経済手段と見るなという ‘岳父精神’で 臨むべきだという 見解もある. 芸能人労組 タク・ジェイン(声優) 事務局長は “食べて生きるだけならば 芸能人という職業についてはならない”と主張した. また“どの 職種 でも 良い生活をするのは 上位 10%程度”であるだけに, 貧は貧を育て 富は富を育てる のは職種のせいにする必要がないとした. 彼は 多数の 芸能人らが 共稼ぎ または 副業で 生計を 解決していると 伝えられ, “一割 の機会を くれと 主張する前に 自分 を精進し 実力を まず 高めなければならない”と 忠告した.

よくあることけれど, タレントに対する 社会の 相変らずな 偏見も 彼らの 不満大 だ. ソ 局長は “国民の 晩時間の 3分の 1 以上を ドラマが責任を負う. その ドラマを 導いていく 放送演技者に対する 認識が 変わるべきだ” と 強調する. 数十年間 ある 分野に 献身した 演技者に 対しては 当然 文化財などの称号を 付けるべきだという ことだ.

チェ・ボウン/キム・ギョンエ(一つの民族 文化部) 記者

Copyright ハンギョレ新聞社 1997年05月13日