97年9月13日
SPORTS
SEOUL
韓国サッカー,アジアB組 予選 危険な状況 "ウズベク戦 冷や汗勝利" |
さる6日幕を上げた98フランスワールドカップ・アジア最終予選B組5チームが対戦をした中で、韓国 日本 U A Eの3強中、韓国の戦力の最も不安な点が現れた. 韓国が2連勝で先頭を走っているが、1戦ごとに日本やUAEより競技内容と攻撃の爆発力で落ちると評価されている. 韓国は6日、カザフスタンとの初戦で3-0と楽勝をおさめたが大量ゴールできず、12日ウズベキスタン戦でも多くのゴールチャンスを生かせないために2-1での冷や汗勝利となった. 日本が7日ウズベキスタンを相手に6-3で大勝をおさめたことと、UAEが12日カザフスタンを4-0で大破したことと良い対照となる. チャ・ボムグン監督は日本を最大の難敵に選びながらも "日本はストライカーたちのゴール決定力が低いので敗れる”と自信を持ってきたが、最終予選の幕が開いてしまっては韓国が日本よりゴール決定力で遅れをとっていることがあらわになった.韓国がカザフスタン戦で22シューティング中3ゴールを,ウズベキスタン戦では26シューティング中2ゴールに各々終わった反面、日本はウズベキスタン戦で17のシューティングを飛ばし 6ゴールを奪うという強い凝集力を見せた. 三浦は8個のシューティングを飛ばし、4ゴールを命中させた.UAEはカザフスタンを相手に後半だけで3ゴールを一度に決める強い底力を発揮し、96アジアンカップ準優勝チームの力を 維持している. また、日本は中田と山口が,UAEはハメッドが攻撃を滑らかに調整し、中堅のプレーメーカーとして引き立って見えた反面、韓国はスイーパー ホン・ミョンボが1次戦で攻撃志願にたったほど、突出するプレーメーカーがないので、起伏が激しくて攻撃が単調になる弱点をあらわしている. 中央アジアの2チームは皆遠征では2連敗ずつで、当初期待されたより戦力が落ちることが明らかになったが、ホームゲームでは気候等試合の外的条件を十分に活用して、決して容易ではないゲームを繰り広げることと予想される. カザフスタンよりは94アジア競技大会 優勝チーム ウズベキスタンが逆襲能力で強い面目を見せた. キム・ハンソク |