大宇グループのヘッテ タイガーズ引き受けが秒読みに入った.
ヘッテグループの総帥ヘッテ球団オーナーの朴ゴンペ会長は、28日午後ソウルの某所で鄭大哲
韓国野球委員会(KBO)総裁と会見,
鄭総裁の斡旋を受け入れてヘッテ球団を大宇に売却することに決定したことを明らかにした.売却時点は、早ければ
9月初めにもなるものと見られる.売却金額は、ヘッテと大宇の直接交渉によって変わるだろうが、現在では
8百億ウォン程だというのが、これまでに大半の合意内容を見て、精通している消息筋が知らせてきた.8百億ウォンにはヘッテ
タイガーズが朝興銀行に支給保証した債務3百億ウォンが含まれている.
この席に同席した、朴会長のある側近は、ヘッテ球団の売却は既に8月初めに鄭総裁と朴会長の間では原則的に合意した事項であり、この日は具体的な売却条件を調整しただけだと伝えた.
鄭総裁と朴会長は、さる8月初めに秘密裏に会合,
大宇への売却に大半の意見接近を見たことが知らされた.
朴会長は最近、光州の懇意にしているある有力人に、“愛情が深いので、ヘッテ球団を最後まで引っ張っていきたかった.だが、今はもうむずかしい.(ヘッテ球団への)未練を捨てた.まもなく、良い企業に引き受けてもらう”と明らかにし、売却が既定事実であることを側近たちに知らせた.
また、ヘッテ 金ウンリョン監督も、28日午前、群山の選手団宿舎で“ある
野球人の斡旋で両人が会ったことを知っている.具体的には明らかにしなかったが、来月初めに(売却と引き受け)問題がケリをつけられるはずだという消息も聞いた.こんなに早く解決するとは、うれしい”と話した.
大宇グループは金額が折り合わずいったんはあきらめるたが、既に去年から一貫してヘッテ球団高位層に引き受けの意思を明らかにしていた.また、光州全南地域に特別の縁故企業がない大宇は、ヘッテ引き受けを契機にアシア自動車等に対する引き受け作業も併行すると明らかにした.
一方、先月
朝興銀行等ヘッテグループの債権銀行団は、ヘッテ球団の処理方針に対して、出資転換方式で回生させたヘッテ製菓と共に、売却なしで緊縮経営を通じて来年末まで維持する予定だと明らかにした.
<群山=金テチュン記者・ludens@seoul.co.kr>
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