21世紀 韓国サッカーを 率いる‘次期指導者’は誰か？.
サッカー協会 技術委員会が 2000年 シドニーオリンピックと2002年 韓日ワールドカップに向けた国家代表監督の選定作業に突入し、果して誰が危機の‘韓国号’を率いて采配をとるか関心が集まっている.特に今回の代表チーム監督は、世界サッカー史上初めてアジア圏で行われる21世紀初めのワールドカップの指令塔
に事実上なるわけで、より一層関心が集まっている状態.

サッカー協会は、来る29日、プロとアマチュア監督を網羅した候補群中から3名を選定した後、8月14日 公開記者会見を持って、8月20日までには次期代表チーム監督を発表する予定だ.

スポーツソウルは、読者の気がかりを減らすために技術委員等の意見を最大限集約して、11名の次期国家代表候補を選定,主要選手経歴と指導者経歴を精密分析した.候補選定は、技術委員会の次期国家代表監督選抜原則により、技術委員会メンバーと海外で活動中の指導者を除外し、前,現職プロ監督とアマチュア監督を対象とした.

技術委員たちは一様に選手経歴及び指導者経歴だけではなく、選手の技量をひとつに集中させることができる統率力, 対内外的に周囲の協調を引出すことができる人和と徳望, 技術的に世界サッカーの流れがわかる専門知識,
サッカーファンの関心を集めることができる大衆的認知度などを選抜原則として前面に押し出している.だが、人和と徳望, 専門知識等は客観的数値で表すのは難しいので、とりあえずここでは選手及び指導者としての経歴などを中心に注意深くみてみよう.

国家代表指導者経歴部門では、全南 ホ・ジョンム監督(43)と水原三星の金浩監督(54),延世大 金ホゴン監督(48）等が先んじている.スタープレーヤー出身のホ・ジョンム監督は、代表チーム指導経歴でもエリートコースを歩いてきた状態.90年、イタリア ワールドカップ本戦にトレーナーとして参加した後、94年、米国ワールドカップにはコーチとして参加, 金浩監督と共に歴代ワールドカップ史上最高成績(2分け1敗）を引き出した.95年8月には、ブラジル代表チーム招請試合で初めて代表チームの采配をして、1―0で惜敗したが、よい宣伝になったという評価を受けた.‘研究する指導者’という名前を得ている金浩監督は、米国ワールドカップで最高成績を引出したのが強力な点.金ホゴン監督は、82年アシアンゲームコーチを皮切り、86年メキシコワールドカップ及びアジア競技大会, 88ソウルオリンピック等、主要大会のコーチングスタッフとしての仕事が引き立って見える.

蔚山現代 高ジェウク監督(47)と釜山大宇 イ・チャマン監督(48),浦項 朴ソンファ監督(43), チョ・グヮンレ 前 釜山大宇 監督(44)等は、国家代表選手経歴だけでなく、プロでの指導経歴が華麗だ.高 監督は、96年、蔚山現代の宿願だったリーグ優勝を率いたことをはじめ, 98アディダスカップでも頂上を占める等、格別な用兵術を見せてくれている.李監督は、昨年、プロサッカー史上初めてプロ3冠王の偉業を達成する指導力を発揮した.朴監督とチョ・グヮンレ監督は海外サッカー留学経験を土台に先進サッカーを駆使するという評価.

キム・ギボク 大田監督(54)と パク・ビョンジュ 安養LG監督(56), チョン・ジョンデ 建国大監督(55),崔マンヒ
全羅北道現代監督(42）等は、指導経歴が華麗ではないが、粘り強く韓国サッカー発展のために苦労してきた指導者たちだ.金監督は、15年間の指導者経歴とプロ連盟事務総長を歴任, 対外関係に無難だという評価.チョン監督は、選手生活より指導者として頭角を現した特異なケース.19年目の建国大を率いている点も引き立って見える.80年から指導者生活を始めた崔監督は、常に研究努力する姿勢を見せて‘理論派’として通じている.



<パク・スンギュ記者・skp2002@seoul.co.kr>