98年6月23日SPORTS SEOUL

7月発売のソテジの音盤・三星ミュージック マスターテープ分析


来る 7月に発売予定のソテジソロ音盤の実体が公開された.SPORTSSEOUL98_6_23_1.jpg (9722 バイト)
三星映像事業団(団長オ・ジュングン)傘下の三星ミュージックが 21日、米国から極秘裏に入手したソテジの音盤のマスターテープを分析した結果、ヒップホップとロックが混合されたオルタナティブロックの、爆発的でパワフルなサウンドが特徴であると明らかにした.アルバムは、全体的に強烈なビートと絢爛なエレクトリックギターサウンドが印象的だ.

今回の音盤には全9曲が収録されていて、そのうち3曲は既存のソテジ スタイルを新しく編曲,歌詞の意味を理解することができたが、残り6曲は一般人にとっては理解するのが難しい前衛的なロックだ.

ソテジは今回の音盤の主題を、人類起源説, そのうちでも、外界流入論に設定して、副題を‘宇宙人と人類の誕生の関係’,‘ファン達に送る歌’,‘愛する人々のための曲’等 3種に分類した.タイトル曲の‘Take Two’は、現実に対する問題意識中にキーボードとギターサウンドの雄壮な導入がめだち、ビートが強いロックが主流をなしている.歌詞中に‘〜してみて’,‘〜使ってみて’,‘バカみたいな息子たち’,‘本当に愛し’,‘あなたに’,‘〜して 隠れてしまった’,‘〜して死んでしまった’などが垣間聞こえた.

また、既存のソテジの歌のような‘Take Six’は大衆的なメロディに誰でも理解することができる歌詞が載せられている.

9曲のタイトルは‘Take One’から‘Take Six’まで(6曲)と‘Maya’,‘lord,‘Radio’などだ.

活動当時にもそうであったように、ソテジは今回のアルバムを徹底した守秘中で製作したし、米国各地の個人スタジオを廻って作業した.ボーカルはもちろん、作詞,作曲,編曲を含み、ギター ,ベース,キーボード 等のあらゆる楽器の演奏と録音までをセッションやエンジニアの助けなしに一人で遂行した.録音は米国ロサンゼルスにあるTechno T Studioで終えた.

SPORTSSEOUL98_6_23_2.jpg (10059 バイト)これと共に、アルバムジャケットは、全体的に青い色を帯びていて、三星ミュージックが製作したポスターは、うす紫を土台に、飛ぶ鳩が瓶に閉じ込められ、前衛的な雰囲気が漂う.三星ミュージックは、今回の音盤ジャケットにソテジの顔を図案しようとしたが、契約によってできず、全16ページにわたるビジュアルを含んだ、その表紙部分には ‘テジ精神―自由と挑戦’というコピーをつけてプログレッシブな感じで構成した.


<黄ヨンヒ記者・hyh@seoul.co.kr>