98年6月2日SPORTS SEOUL

朴チャンホ "冷厳な現実" 認識


“ああ,私も遊ばず、即 運動場に行って練習するべきだよ.”SPORTSSEOUL98_6_2.jpg (20075 バイト)
そうである.最近、一ケ月も経たない間に朴チャンホはチーム内で起きた変化を通じて、新たに多くのことを学んでいた.

マイク・ピアザがトレードされた日、朴チャンホは、永遠にドジャースのユニホームを着るかのようだったドジャースの看板捕手さえ、一朝一夕に荷物をまとめさせられたという現実に目を丸くした.それでも、ピアザがトレードされたことは、あくまでも技量とは関係のない、ビジネスの問題だと感じた.

しかし、野茂が放出されるという話は、もう一つの感じだった.‘マニア’という称号で席捲した人気も,ノーヒットノー ラン,最短期間奪三振 500 突破,3年連続 13勝 以上….そのような華麗な実績が、僅か昨年,ついこの間のことだった.その上、野茂は日本人観光客をドジャースタジアムに引き込み、途方もない副収入を球団にもたらした.

事実、朴チャンホは野茂がドジャース球団に与えたあらゆる効果をそっくり後続しているケースであった.しかし、僅か4年にまだならない時点で、そのようなスタープレーヤーを球団は古草鞋のように放り出してしまった….

朴チャンホは、惜しい,残念だと話した.後日、いつかは自分自身が迎えることもある冷厳な現実であることを知っているためだ.[ロスアンゼルス=黄ドクジュン特派員]