韓国野球が‘星の祭り’の日本オールスター戦を揺るがす.
日本野球を揺り動かしている中日の宣銅烈・李ジョンボムと、読売の趙ソンミンが揃って日本のオールスター戦に出場できそうだ.

日本オールスター運営委員会が25日発表した98年度日本オールスター戦開催要綱によれば、今年から外国人選手数をチーム当たり
4名以内(投手 2名,野手 2名)に拡大したし、ファン投票で選抜される場合には、これに関係なく出場が可能なように大幅改正した.外国人選手出場は、昨年までファン投票で選抜された場合を含めて、投手と野手各
1名ずつの制限があり、同じ投手の宣銅烈と趙ソンミンの競争が予想されたが、今回の改正でファン投票,監督推薦に関係なく仲良く全員出場が可能になった.
‘風の息子’として韓国野球の熱風を一気に吹き付けている李ジョンボムは、力いっぱいやって堂々とファン投票で出場する態勢だ.韓国プロ野球海外進出打者1号の自負心に成績も堂々としていて、海外に進出した韓国選手中で初めてファン投票によるオールスター選手に記録される展望だ.
失策が最も多いが、リーグ内には李ジョンボムほど、打撃全部門で出色な成績を出している遊撃手が目につかない.強力なライバルになる読売は、石井と元木が入れ替わり遊撃手を務めていて前面に押し出す顔がない.
広島の好打駿足 野村と 横浜の強打者 石井 くらいが競争相手だ.
宣銅烈は昨年努めたが、やはり桑田等、
多くの日本スター投手に押されて最多得票を得られなかった.だが、3年ぶりにエースで頭角を現した趙ソンミンは、読売というチームを強力な背景に、最多勝部門共同トップをはじめ、全部門上位を走っていて、投票期間中に現在のペースを維持した場合、多くの票を得ることと、結果が注目される.
倉敷(岡山)=カン・シンムン特派員 smkang@seoul.co.kr
|