大韓野球協会 審判部に女性審判員が登場した.
話題の主人公は、ソウル バンファ中学校体育教師で在職中のハン・ミョンソン氏(31).
大韓野球協会は、さる14日、社会人野球から頭角を現したハン・ミョンソン氏を協会審判員として委嘱した.これで70年代後半〜80年代序盤に活動した‘女性審判トロイカ’チェ・キョンイム ジョ・キェスン オ・ドンスク氏以後の命脈が切れた協会の女性審判員系譜がつながった.

ハン・ミョンソン氏は“女性だからと注目を受けることはきらいだ. 審判は女性と男性ということから離れ、ひたすら審判として評価を受けなければならない”と、大韓野球協会審判員として活動することになった所感を明らかにした.

さる88年、ソウル大学校 師範大学 体育教育学課を卒業したハン・ミョンソン氏は、94年大韓野球協会が主管した審判講習会を修了して、野球と因縁を結んだ.審判員資格を獲得した後、昨年まで4年間、社会人野球審判として活動して経験を積んだ.

英会話実務5級資格証明を所持するハン審判員は、さる95,97年、二度にわたり米国審判学校を修了する等、国際的な野球の流れにも精通しているという評価だ.ハン・ミョンソン氏は、来る22日〜29日東大門球場で開かれる第32回大統領杯全国高校野球大会で、大韓野球協会 審判員として初顔を見せる予定だ.