現代 ダイナース プロバスケットチームが、来年4月北朝鮮に行く.
昨シーズンのプロバスケット
チャンピオンである現代は、最近、北朝鮮訪問を終えて帰ってきた鄭周永名誉会長の指示によって、98〜99シーズンが終わり次第、平壌で親善競技を行うと発表された.
鄭名誉会長は、今回の北朝鮮訪問期間中に、北朝鮮の最高指導者
金正日党書記・国防委員長と会って、金剛山観光と石油開発事業等の南北経済協力はもちろん、来年中に平壌に室内体育館竣工をする等、スポーツ分野にいたるまで包括的な議論をした.
現代のある高位関係者は、“来年に室内種目で北朝鮮を訪問するという合意によってバスケットボールチームが最初に平壌に行く可能性が大きい.
その時期は 4月頃になる”と明らかにした.
この関係者は、“仕事が順調に進めば、男子バスケットボールのみだけでなく、女子バスケットボールチーム、バレーボールチーム、卓球、民俗シルム(註:相撲)等、現代が保有している、他の種目達も同時期に北朝鮮を訪問できるだろう”と展望した.
室外種目ではあるが、サッカーもやはり、2002ワールドカップを北朝鮮で分散開催する問題が議論されていて、金正日党書記・国防委員長も、鄭名誉会長に会った席で、“鄭ムンジュン会長のサッカー関係の仕事はうまくやっているのだろうか.
今回、何故一緒に来なかったのか”と尋ねる等、大きな関心を表明したと発表され、南北サッカー交流に肯定的な意向を持っていることを表わした.
合わせて、現代バスケットボールチームが平壌訪問を成し遂げた場合、北朝鮮チームが答礼の訪問形式でソウルを訪問する可能性もあるだけに、今後、南北スポーツ交流が大きくアクティブになることが期待される.
バスケットボールチームの北朝鮮訪問が最初に議論になったのは、鄭名誉会長が非常にバスケットボールを気に入っているうえ、北朝鮮の高位層もやはり特別な関心を持っているのだろうと分析できる.
現代関係者は、“金正日党書記・国防委員長はもちろん、息子(金ジョンナム)も相当なバスケットボール狂だと聞いた”としながら、“北朝鮮のバスケットボール水準が最近だいぶ向上したことを知っている”と明らかにした.
別名‘天童チーム’と呼ばれる北朝鮮の男子バスケットボール代表チームは、国際的によく知らされた世界最長身バスケットボール選手リ・ミョンフン(235p)をはじめとして、老練なフォワード
朴チョンジュン(186) 李ヨンボム(183p) 李ヨンジェ(190p)
チョ・クァンヨン(194p)等、優秀選手を保有, 昨年 5月、米国大学オールスターチームを史上初めて招待して、大勝をおさめたりもした.特にリ・ミョンフンは
NBA(米プロバスケット)進出をねらうなかで、北朝鮮の
国宝級選手としての待遇を受けている.
<ノ・チャンヒョン記者・robin@seoul.co.kr>
|