コンピュータを知らない軍人は入れ換えろ.
高い垣根の兵営にもコンピュータ熱風が熱く吹いている.
特に、インターネット関連資格証明を取るための将兵たちの熱気が冷めることがない.
さる4日、陸軍○師団 PC(パソコン)教育場.午後5時、一日の日課の終わりを知らせるラッパの音と共に将兵たちがあちこちに足取りもあわただしく動く.休むために内部房へ向かうもの、ボールを取り出して練兵場でサッカーをするものも.ビリヤード場と卓球場に向かう足取りもあった.
しかし、最も混雑する所は、何といっても兵営内の一角に位置を占めたPC教育場だった.
ここには20余台のPCがある.まだ大部分が486級だが、PCの前に座った兵士たちは非常に真摯だ.
何人かの兵士は、あるインターネットPCをめぐって、お互いなにかに対して熱心に意見を交換していた.
ある兵士は、ホームページを作る程にコンピュータを扱う技術が専門家に劣らない.
彼は“軍隊にいた時に磨いた技術”だと誇りながら除隊後にはコンピュータ関連業者に就職したいと話した.
また別のある兵士は“コンピュータ知らずを脱出するのに3ケ月程度
かかった”としながら、インターネット情報検索者資格証明を必ず取得,
社会に出て必ず実力発揮をすると意気込む. ここの部隊長であるK中佐は、“軍隊内には、囲碁
卓球 ビリヤード
等、いろいろなサークルがあるが、コンピュータサークルが最も人気を呼んでいる”としながら、最近の社会的現象と噛み合い、コンピュータ熱気が非常に高まっていると話した.
国防部は、これまで将兵のコンピュータ知らず脱出のために、去年10月から陸海空軍
約6千800余 中隊に486級 PC 2万余台を設置した.国防部の情報化企画官室関係者は、“軍隊PCルームの場合、一般社会のPCルームとは違い、Windowsやワードプロセッサー,
エクセルなどのようなコンピュータの基本的な内容を習得する所で、日課後の自由詩間を自律的に利用している”と話す.
国防部は、また、兵士が軍服務中にインターネット資格証明を取ることができるような条件を用意するという次元で、今年の始めから陸海空軍1千600余大隊級を対象に、8千余台のインターネット
コンピュータを設置, 4月初めから転役予定将兵を対象(延べ27万名)にインターネット教育を本格的に実施している.
これと関連,
国防部関係者は“インターネット熱気が予想よりもかなり高い”としながら、“6月末に転役予定将兵からインターネット情報検索者2級の資格証明を取得できるように装置を用意しておいている”と明らかにした.
この関係者は、また、インターネット教育は転役前の3ケ月間に集中的に実施,
除隊する時に資格証明を手に握って故郷に行くことができるようにする予定だと付け加えた.
インターネット情報検索者資格試験は、情報通信部の傘下機関で試験を主管,
毎月1次試験を大隊級インターネット教育場で受験し、2次試験は師団と旅団級部隊で実施するというのが、国防部の方針だ.
米国や日本等、先進外国の場合は兵営内の情報教育は事実上はるか以前から開始していた.
したがって、専門家は韓国の兵営内情報化教育は、時遅しという感がなくはないと一様に指摘する.
今後、現代戦はどちらにせコンピュータを利用した先端戦争であるため、兵営内のコンピュータ熱気は個人的にでも奨励することだけのことはあることだが、現代戦に対応する非常に重要なのだと話している.
[キム・ムン 記者]
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