2000年4月NEWS PEOPLE 412号

[社会] 家の仕事は夫の責任 '新 主夫時代'

註:「主夫」と、タイトルにあります(原文通り)が、本文中では「主父」の字が使われています.

最近、‘家のことは妻の責任’という固定観念が順次破られている. 女性の社会参加が当然のことになりながら、夫の家事労動が増すのは普遍的な現象だ. ところが、最近は、家事を全部引き受ける男たちが増加している. 思い切って、‘専業主父’と、堂々と明らかにする男たちもいる.

なぜ、男たちが‘やってもやっても終わりのない’‘こまごまとした’家事を預かったのだろうか.
もちろん、IMFが原因を提供することもあった.働き口を失った夫に代わって、妻が生業にたつと、‘やむを得ず’一人でご飯を整えて、家で時間をつぶす男たちも生じた .しかし、彼らは‘主父’ではない.

主父とは、職業を失ったから得ることになる席ではない. また、‘妻を助ける’程度では、その資格が即与えられるわけでもしない.妻が生活を引き受けて、家事を‘自身の役割’として受け持つこと, 仕事場から帰ってきた妻に食卓を整えてあげて、皿洗いまで自身がやり遂げる人でこそ主父だと言える.

昨年5月,‘家庭の月’特集‘ある家庭革命’としてTVに紹介された‘専業主父’ ペ・チュンボク(44・京畿道 高陽市 ドクヤン区)さん. 彼は、いつも夕方時間に外出でもすれば、“あのおじさん、ご飯も食べないでどうして出てきているんだろう?”という言葉を聞く.

newspeople00412.jpg (18750 バイト)“私はプロ主父を指向する”と明らかににする彼の生活観は、人も幸福になる程におもしろい.きれいな室内は、リサイクル品を利用して、充実とアイディアがひかっていて, 生活費も何と40%以上節約できた.
コンピュータで家計から子供の成績管理までやり遂げる、科学的家事で“家長とは、私たち皆のこと”という確固たる考えで、末っ子の身長に合せた玄関のベルと浴場のタオル掛けまで整備する彼に、家庭という共同体の管理は意味あること
だ.

彼が主父になったのは3年前. 16年間も運営してきた銃砲店の売上げが落ちた時、夫人シン・ジョンヘ(42)さんが平和市場に洋服店を開くことになった.家政婦に任せた家事仕事も思ったほどではなかったが、何より、空き家に7歳になる末っ子を一人で置くことができなかった.
家事を切り盛りしながら“子供の教育もわたしに任せること”を宣言, 中3の大きい子に通っていた6つの学習塾をすべてやめる代わりにアマチュア無線通信を楽しむようにさせ, 模型飛行機を飛ばすようにした.

夫人の出退勤と食事準備まで、すべて彼の役割だ.夜に働く夫人が午前に眠ると、留守録電話機を出しておいて,子供たちの登校を送る彼は、家事の面白さに‘すっぽり’はまった. 末っ子が中学生になる時まで、彼は‘プロ主父’として暮らすはずだ.

彼は、最近、夫人に起きた変化をたいして珍しく思わない.“時間が余ってくると、以前は無関心だった政治と経済,社会,スポーツに関心が広がって、本もたくさん読みます”

もうひとりの専業主父 オ・ソングン(35・京畿道 果川市 ウォンムン洞)さん. 彼は11ケ月で生まれた娘・ミヒャンのベビーカーの代わりに抱いて歩いて、最近は肩臂痛を病んでいる. ソウル 松坡区 蚕室7洞 町役場に勤める夫人 イ・ジョンヒ(30)さんと結婚前から、‘朝ごはんは私が作る’‘お互いに敬称を使おう’等、尊敬しあう結婚生活を約束しただけに、彼は、家事労動を熱心に‘助けた’.昨年3月まで漢医院の事務長だった彼自身も、‘二人の女の世話’をするようになるとは思わなかった.しかし、ツインカム夫婦にとって信頼できる託児所が見つからないので、育児のために職場を離れた.

“子供を世話していると、新聞もまともに読めなくて, 一日2度の食事もスープをかけて、さらさらと流し込む生活がそれほど良いとは限らないですよ. また、慢性睡眠不足でもあります…” しかし、葱一束を植木鉢に植えて食べれば2ヶ月はもつという、家事屋の彼は家の中に留まることがない. 近所の子供の母親達と‘共に遊ぶ子供たち’という集いを作って、‘子供がするままにしよう’という、開かれた育児原則を決議した. また、タンポポ果川教育文化の集いを作って、市民運動も一貫して行う.来年までは専業主父に専念する予定で、‘協同育児’で育児問題が解決すれば、また働き口をさがす計画だ.

あちこちで男子主父が増加しているが、国内では、まだ、具体的な数字がつかめていない状況であるので、米国の労働部統計を借りてみよう. 94年当時, 25歳から59歳まで男性中、20万5千名が家事を切り盛りしていると明らかにしている.89年よりも、何と49%も増加したという. また、ニューヨークの‘家族と仕事 研究所’は、アンケート調査を通じて‘潜在的主父志望者’が増えていることを示唆している. 機会があれば、主父になるという男子と、生計に問題がなければ家族と時間をより多く送るという男子が増加している.家族関係専門家を訪ねて、夫が家事を切り盛りする場合の役割分担を相談するケースも着実に増加している.

さる2月, 米国国務省スポークスマン ジェイムズ・ルービンは、4月にスポークスマン職から退くと明らかにして話題になった. 理由は、CNN放送のロンドン特派員である夫人の出産に合わせて、"家族とより多くの時間を送るために”だ.

これは、米国だけの特殊な例ではない. ‘充実した主父のための充実した家事の知恵’の著者 シン・ウンソブ(35)さんは家事博士だ.既に、‘貿易実務 道案内’‘経理と節税 道案内’の他に、児童漫画‘太祖 王健’で十分知られた漫画家でもある. 早くお母さんと死別して、3兄弟姉妹が 幼い時から家事労動に慣れ親しんでいたが、子供が生まれた後、思い切ってアトリエを閉じて、家で1年半作業した結果だ.

“初めて、1年半の間、職業を放棄することが正しいことなのか悩んだのですが、家庭はどんなことよりも優先されるべき価値だという考えで、妻と決断を下しましたよ”

育児に対する関心では、フェミニズム雑誌‘if’に‘育児日記’を連載している キム・セジュン(36)さんも除くことができない. 日刊紙で記者生活をしている途中で、ソウル大音大 東洋音楽理論 博士課程とソウル大 東洋音楽研究所専任研究員へと職場を変えた彼は、職場を持った妻の代わりをし、長女の育児を専担している. 長女 セミは、パパと一緒に朝、ソウル大の子供の家に行っって、パパと一緒に家に帰ってくる. 夕方の約束も子供が同行できる場合にだけして, 学会はもちろん、旅行の際にもおむつがまだ取れない幼い娘を同行してもわずらわしくない程だ.しかし、“私はできる時だけ子供を世話しているのに、人々がパパが子供を世話することを見慣れていないから目立つのですよ”と、話す‘主父素養’が、多分にある人だ.

彼らは、“お金より、もっと大切なもの.それは、安定した職場と幸福な家庭,
人間的価値だ”と、考えるスロビー(slobbie)族と呼ばれる.スロビー族は、‘ゆっくり、しかし、よりしっかりと(slow but better)仕事をする人’という意味で、90年代の米国に初めて登場した若い世代で、80年代の新興富裕層として脚光を浴びたヤッピー族と区別される.

“職業と収入は、個人の地位を決定する重要な要因になるようです. それで、経済活動とは認められない家事労動をする主父の地位が相対的に低く見なされるけれど、男性の参加で、また違う転機を迎えるように見えます.
男が主父になる例はそんなに多くないが、家事労動が非生産的で無価値だという認識を改善させる契機になることは確かです”と、梨花女子大 家庭大学 ムン・スクジェ教授は話した.

サイバー主父大学(www.cyberjubu.co.kr)で ‘男子が書く主父日記’を書くチャ・ヨンヒ(41)さんは、経歴4年のベテラン主父で、家庭の重要性をよく知っていると明らかにしている. “職場に通っていた時には、家庭は男が楽に休める憩いの場程度とだけ考えていました.ところが、家事をしてみると、家庭こそ最も重要な所で、家庭で幸福でなければ、社会的に成功しても何の意味があるのかという気がします”と強調し、“男たちも、主父も職業だという考え方で家事労働をする妻の気持ちをわかってあげて, 労働を認めてあげなさい”と話す.

女性の地位がかなり向上してきたものの、やはり、家事労動と育児は、女性にまかせた責任だ. 女性の社会参加と家事労動の社会化を強調した、過去のマルクス理念の下で社会主義国家と男女平等のために持続的な努力を傾けてきたスペインでも、これは変わらない. 韓国に登場した専業主父たち. 彼らが感じた、家庭の重要性と家事労動の価値は、21世紀を開く重要なキーワードになることは明らかだ.

ホ・ナムジュ記者[yukyung@kdaily.com]


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