註:以下に「日本語表示ができる」という表現がありますが、それは、webなどは内臓の日本語フォントで表示できるが、OSは韓国語である場合がほとんどです.

1.ビジネスサポートセンター"kinko's" (LANでブロードバンド接続!)
出張などで単身頑張るビジネスマンやカラーコピーなどの設備を持てない小さな企業向けに情報関連サービスを行っている会社があります.その名は"kinko's"(www.kinkos.co.kr).
インターネットブラウジングできるパソコンも置いてあり、web閲覧できます.
また、自分のパソコンをネット接続したいときはその旨を伝えれば、ブロードバンドに接続されているLANケーブルを借りられます(LANのみ. 空きケーブルはなく、パソコンに接続しているものを抜いて使用させてくれます.ダイヤルアップはしていません).高速・快適なブロードバンドが30分2000ウォン+追加30分1000ウォンで使えます.
そして、24時間営業です.

"kinko's"の光化門支店.ソウルのど真ん中にあります(他にも支店があります).
光化門支店はこのページの下部にある地図を参考にしてください.

2.高級ホテルのビジネスセンター(LANはもちろん、電話回線を使うならここ!)
ホテルロッテやプラザホテルなどの高級ホテルでは"ビジネスセンター"という、パソコンやコピー機の利用、ネット接続サービスなどを行うサービスを提供する一角が設けられています.
ここでは、英語はもちろん、日本語も通じます.そして、そのホテルの宿泊客でなくても利用できます.
ネットに接続OKのパソコンでは日本語表示もできますし、 持ち込んだパソコンのLAN接続もできます.LANカードの貸し出しをしているところもあります(ロッテホテル.ドライバソフトのインストールもその場でできる).
また、特筆すべきは、電話回線も貸し出してくれることです.
受付で電話線を借りたい旨を伝えれば、電話線が出ているデスクに案内されます.料金はソウル市内のアクセスポイントに30分つないで2000won程度でした(ホテルロッテ・2002年).
これから韓国で自分のマシンを電話でネット接続させる予定のある方は、事前にプロバイダの海外ローミングサービスをチェックして、ソウル市内のアクセスポイントの電話番号とDNS設定などを確認・設定しておくことをお忘れなく.もちろん、日本のアクセスポイントにも国際電話でつなげますけど、利用料金がめちゃくちゃ高くなりますからね.

3.韓国観光公社(利用しやすくて、しかも無料!)
ソウル市街地の中央・明洞(ミョンドン)に位置する韓国観光公社は、最近、インフォメーションセンター(B1F)を改築して、明るく利用しやすくなりました(右の写真.ビルの前から直接降りていけます).
ネットに常時接続しているパソコンが使い放題.しかも、無料.日本語表示もOKです.
ただし、自分のパソコンはネット接続させてもらえません.
広くてくつろげる室内でネットから情報を得たら、カウンターのお姉さんにわからないところを聞いて(意外に(?)頼りになります)、そのまま市内のどこへでも行きやすいロケーションも便利です.

4.ネットカフェ
韓国 といえば"PC房(ビーシーバン)"というネットカフェが有名で、一時は1ブロックに1軒はあるのでは、と思うほど多く、ネットゲームやIP電話などを楽しむ人々で賑わっていました.
しかし、近年はパソコン自体の価格がかなり下がってきていて、個人所有率が高くなるにつれて、PC房は減少しています.
でも、最新機器を揃えて生き残っているPC房もまだまだあります.入り口で、日本からの旅行者で、webを見たい旨を伝えれば(簡単な英語でほとんどOK)、日本語表示のできるマシンに案内してくれますよ.
また、通常の利用料金で自分のパソコンを接続させてくれるところもありますので、近くに上掲のビジネスセンターなどが無かった場合はトライしてみることをお勧めします.
会計は、最初に入店時刻を打刻したレシートを渡されて退出時に精算するか、退出時に利用した時間を自己申告して精算するシステムのどちらかが多かったのですが、プリペイドカード式のところも多くなりました.店内に自販機がありますので、カードを購入の上、マシン上部にあるスロットに挿入して使用します.
飲み物などは店内備え付けの自販機利用が多いようです.

自分のパソコンをネット接続したい場合
ネットカフェでは、LANで各マシンをネットにつないでいます.したがって、自分のノートパソコンのモデムに電話線をつなごうとしても断られることがほとんど.でも、LANカードを用意していけば、LANケーブルを借りられますよ.

旅行者にとって使いやすいネットカフェの一例 Cyber Cafe "NET"
ソウル・鐘路にある教保文庫近くのネットカフェ"NET"は、韓国ネットカフェの草分け的存在.旅行者の利用が多く、そのためか、英語も通じ、日本語も少しならわかってくれます(オーナーが居る場合).ゲームセンター化した他のネットカフェよりも落ち着いた雰囲気でゆったりとネットを楽しめます.日本語表示できるマシンはもちろんあります.また、マイPCを持ち込む場合、LANカードがあれば接続OKです.

net_map.gif (4958 バイト)

これで繋げる!・・・かもしれない韓国語

わたしのノートパソコンをLANでinternet接続したいのです. 나의 노트 북을 LAN에서 internet접속하고 싶습니다.
(ナウェノトブッグル レンエソ インタネットジョプソグハゴシプスムニダ)
LANカードはあります LAN카드(LAN card)는 있습니다
(レンカードン イッスムニダ)
ダイヤルアップでinternetに繋ぎたいので、電話線を貸してください. 다이얼(dial) up으로 internet에 연결시키고 싶으므로, 전화선을 빌려줘 주십시요.
(ダイオルオップロ インターネッテ ヨンギョルシキゴ シップムロ ジョナソヌル ビロジョジュシプシオ)
30分間の料金はいくらですか? 30분간의 요금은 얼마입니까?
(サムシップンガネ ヨグムン オルマイムニッカ?)
注:このページはuniコード対応です.ハングル部分が文字化けしている場合は韓国語フォントをインストールしてください.ブラウザ(IE)の"表示"-"エンコード"メニューから自動インストールできます.
韓国でモバイルするのにあった方が良い機材

写真中央下に写っているグリーンの機器がモデムセーバー.位相と過電流のチェック・補正を行えます.ダイアルアップには必携でしょう.
その右がLANカード.ADSLなどのブロードバンドにつなぐには必要です.ドライバソフトのインストールが必要ですが、今は2000円程度で入手できます.
また、電源プラグの先についているのは"C"タイプの変換アダプター.220V用です.

まず、電話回線ですが、公衆電話からはネットにつなげられません(電話機が対応していません).それ以外は、基本的には日本のものとほとんど同じです.通常の回線から日本仕様のモデムでネットにつなげます.
ただし、位相(+/-)が逆になっているところもありました(実は、日本でも同様です)ので、モデムセーバーなどで事前にチェック・補正したほうが良いでしょう.過電流は見られませんでしたが、その可能性は0ではないので、やはり事前のチェックをしたほうが良いと思います.

そのかわり、ブロードバンドのLAN接続は難しくありません.LANカードの準備をしていったほうがいいでしょう.
その際、"nifty接続マネージャ"などの接続専用ソフトは使わない設定にしないと、ダイアルアップではないのにダイアルアップしようと起動してLANを邪魔します.IEの場合は"ツール"-"インターネットオプション"-"接続"タブで「ダイアルしない」を選んでください.それでもだめなら、アンインストールしましょう.

電圧は、通常220V/110Vの2種類です.220Vの方は、コンセントの形状がCタイプという丸棒状のもので、110Vの方は日本のものと同じです.
現在日本で発売されているノートパソコンのACアダプターの大半は最大240Vまでは自動対応しているようですが、それは各自で確認してください.220Vでも使えることが確認できたら、コンセントプラグの変換アダプター(Cタイプ用)を用意するだけでそのまま使えます.電圧が日本の倍以上になるわけですから最初はちょっと緊張しますが、ACアダプターの方でちゃんと対応してくれます.電源コードも100V用の細いものだとちょっと心もとない感じですが、もともと消費電力が微々たるものですから、熱を持つこともありません.そして、100Vよりも早くチャージできるわけでもありません.ごく普通に使えます.
(残念ながら、自分のパソコンのACアダプターが100Vしか対応できない場合、降圧トランスが必要になりますが、その分荷物がちょっと重くなりますね)