98年8月号 Let's
Come Back Star 帰ってきた私たちの英雄 ソ ・ テ ・ ジ |
必ずまた現れると信じていた! これほど驚くべきニュースがあるだろうか? 多くの人々が待ったソテジのアルバムがいよいよ発売された. 突然起きた事件だから、より衝撃的なソテジ カムバックの全て. ●文/イ・ジョンア記者 ●資料提供/ソテジ 記念事業会, 三星ミュージック <980707 Take Two>というタイトルでソテジが帰ってきた. さる6月8日, カムバック記者会見を通じて予告された、ソテジ ソロアルバムの発売の知らせはまさにショックそのもの! 多くの人々の激しい賛否両論があった. 国内のこういう騒乱を知ってか知らずか、いつもそうであるようにソテジは約束通りアルバムをだした. “恥ずかしいけれど、ぼくの個人的な評価では、以前よりはるかに進歩した音楽だと考える”と用心深く新アルバムを自評したソテジ. 彼に関心があろうがなかろうが, 賛成しようが反対しようが、誰でも彼の新アルバムに関心が及ぶことでは同じだ. いったい、私たちのテジはどんな考えで新アルバムを出し, その間どこに隠れて(?)住んだのだろうか? また、彼の新作品にはどんな曲が入っているのか? あまりにも気になる. Q 今回のアルバムに対して? A 今回のアルバムは、ぼくには重要な意味を持つアルバムだ. アルバムを出すまで、多くの悩みがあって, アル ![]() Q今回のアルバムに関して簡単に説明するならば? A 全体的なジャンルはオルタナティブロックだ. 以前に記事になった事実と違い、ヒップホップとテクノは全く入っていない. スペースミュージックでもヴィジュアルロックでもない. 3,4集で試みたオルタナティブロックとも、おおいに違う. だが、大衆的でないので、なじみがうすい感じがするはずだ. そして、今回のアルバムのどの曲にもタイトルがない. そのTake One, Take Two…というのには、連作の意味はない. それほど無意味な名前を付けたのだ. いままでいろいろな曲を作りながら、タイトルと作品の連関性について考えるようになった. 時々、タイトルとは、作品を説明する場合に、ちょっと歪曲された感じを与えることを発見した. 美術作品や音楽に最初に接する時、そのタイトルを知らない状態で感じることが本当の感じだろう. そのような理由で、今回のアルバムにはちょっと異色な試みをしてみた. Q 引退翻意という道徳的問題を言う人たちに… A この問題について、ぼくはすごく悩んだ. 今回のアルバムを出す前、私の引退翻意を非難する人々の声を察していた. それでは、引退当時のぼくの心情とその時の状況を率直に明らかにしよう. 引退当時、記者会見場でぼく達が言ったあらゆる言葉は真心だった. メンバー 三名の意見が一致して、ぼくらは‘ソテジワアイドゥル’としての引退を宣言したのだ. 当時、ぼくらはすごく疲れていて、社会全般にわたって多くの懐疑感があった. そして、その時ぼくは、今こそ必ず自由になるべきだと決心した. だが、ぼくは自分の全てだった音楽ほどのことがないということに対して答をすぐに見つけることができなかった. あまりにも疲れていたためだ. それほど、安らかに心の休息を持ちながら、今後を考えたかった. しかし、ぼくが仮に引続き音楽をすると発表をすれば、歌謡界や言論等は引続き私を静かにはしておかないという思いがぼくを困らせた. 結局、ぼくはそれに関しての公式的な言及をとうてい出来なかったし、側近を通じてその質問に対しては‘テジは音楽を絶対しない’と答えてくれと頼んだ後、米国へ出発した. その後、ぼくは休息期を過ごしながら、また音楽について考えるようになった. そして、多くの時間が流れても、ぼくとぼくの音楽をあてもなく待っているファン達を思うとつらかった. それで、音楽をまた作るという決心をした. いままで、このことでファン達を心配させたことは申し訳ない. そうするしかなかった当時の状況と心情を広い気持で理解してくれと頼みたい. そして、今は小さいけれど、その愛に対して音楽を通じて応えるつもりだ. 必ず、今回のアルバムが良い贈り物になることだろう. Q 米国での生活は? A ぼくは今、米国で健康で楽しく過ごしている. 一部で飛び交う話のように派手な生活はしていない. ぼくは自然が好きだ. 友人たちと何日にもわたって高い山に登ったり、夏には海に潜って探険もする. 私の夢だったR/C(ラジコン)も頻繁に楽しむ. そして、米国では星がとてもたくさん見える. 夜、空を見ようと天体望遠鏡で宇宙探査(?)作業を繰広げることもある. 時々孤独を感じる夜(?)もあるけれど、皆のおかげで幸福な生を楽しんでいる. Q いままでのうわさ(結婚説, ガソリンスタンド 社長説, 帰国説 等)に対して一言. A 韓国にいる時にデマが広がったのならばまだしも、ここではそれほど皮膚で感じることも無く、黙っていた. もちろん皆でたらめだ. そして、米国でぼくに会ったという人もかなり多かったということだけど…ふふふ…それは皆真っ赤な嘘だ. 事実、ここで偶然に韓国人を見たことはあるけれど、ぼくを見た人は誰もいない. Q 韓国に 帰ってくる考えは? A まだ予定はない. しかし、韓国で生まれた人が、どうして故国を忘れられるだろうか. 非常になつかしい. ソウルの道, 両親, 友人たち, 体操競技場,… だが、いまは自分をなだめて過ごしている. いつになるかはわからないけれど、早い時期に必ず行きたい. Q これからも引続きアルバムを発表する予定? A まだ具体的な計画はない. だが、良い音楽が作れればアルバムを発表するつもりだ.
* Take Six |