"富士山が爆発する程の輝かしい公演をお見せします."
国内音楽人としては初めて世界的ロック音楽フェスティバルである、日本の
'富士ロックフェスティバル'に参加する 5人組バンド 'ドクターコア
911'の話だ.
今年で3回目を迎えるこの行事はブラー. ホール. ZZトップ等、100余のスターたちが参加する祭り.
もちろん、メインステージではなく、新人ステージの 'ニューカマーズステージ'に立つのだが、アンダーグラウンドバンドが海外の大型公演に参加するという事実だけでも話題になっている.
だが、アンダーグラウンド音楽界は、彼らの '出場’を当然なこととして受け入れている.
活動は 8ケ月に足りない新人だが、ドクターコア911は、現在最も人気があるバンドに選ばれているためだ.
毎月 2〜3回ずつ 弘大前のクラブ"ローリングストーンズ"で開く公演には、10代をはじめとする百余名のファンが集まり
'ダッコ(註:Dr.Coreは韓国読みで"ダクトコオ"それを縮めた)'と叫ぶ.
また、先月には大学祭に呼ばれて走り回り、目が回るほど忙しい日々を送りもした.
彼らの人気の秘訣として、断然爆発的な音楽を選ぶことができる.
自ら'クロスオーバー'だと呼ぶ様に、強烈な感じのハードコアとヒップホップを混ぜ合わせて独特の雰囲気を作りだす.
既存パンクバンドとは違い、2名のボーカルが見せる躍動感あふれるステージマナーもまた、彼らが愛される要因だ.
彼らは最近発表したシングルレコードを通じて、一般大衆に顔見せをした.
強烈なギター音にラップをかぶせたタイトル曲 '815’は変化無双な展開が際立っている.
ヒップホップかと思えば、即座に雰囲気がメタル風のロックサウンドに変わって,
暫くしてまた再びギャングスターラップへと走って行く.
特に国楽長短(註:チャダン.韓国伝統リズム)まで挿入し、独特の感じを伝達する.
'98年を送って’は、重いロックリズムにラップバラードを混ぜた曲.
"諸々の要素を私たちのスタイルに合うようにかき混ぜるのが、私たちのスタイルのようです.
あたかも、西洋のオムライスを変形させたキムチチャーハンのようにね."
ボーカル ムン・イ・ギョンミンの話だ。
大衆性 : ★★★ 音楽性 : ★★★☆
ムン・ソク 記者 1999年 06月 14日
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▲ 完成度の高い音楽世界を繰広げるドクターコア 911.
中にから時計方向で、イ・ヨンジュン(ドラム), アン・ソンフン(ギター),
チョ・ソンテ(ラップ), ムン・イ・ギョンミン(ボーカル),
コン・インソク(ベース) |
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