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看板を変える在来式市場−東大門は大型化, 南大門は専門化の波


看板を変える在来式市場
東大門は大型化, 南大門は専門化の波…商圏競争に現代的流通技法も導入


hangyore99_248_1.jpg (17345 バイト)(写真/斗山タワーは東大門市場の現代化の波を象徴する. 開店記念景品イベントに集まった青少年たち.)

ソウルの代表的既存市場である南大門市場と東大門市場の商圏競争がますます熾烈になっている. 最近、東大門市場に現代的大型ショッピングセンターが相次いで誕生して、双方の競争はより一層火がついた. 過去の既存市場では見当たらなかった、珍奇な現象も現れている.

現在の様相は、東大門市場が驚くべき速度で南大門市場を脅かしている局面だ. さる2月26日夜11時、東大門運動場周辺は、10〜20歳代の青年たちでごったがえしていた. 95年11月から建て始めた、地下 7階, 地上 34階, 延べ建坪 3万7千坪という規模のファッションショッピングモール及び事務室で構成された複合ビルディング‘斗山タワー’の開店式があったためだ. この日、駆せ参じた人波は、この建物の7階にまで入っている、衣類・靴・かばん・ブライダル用品 専門取扱商店街が目当ての人々だった. 斗山タワーは 8階から10階までは、イベントホールと専門食堂・便宜施設, 12〜15階は金融機関が, その上には斗山グループ系列社が入っている.


東大門に10余の大型ショッピングセンター登場


(写真/東大門市場の追撃を受けている南大門市場は、総合市場の長所を生かした専門化で勝負をかけている.) hangyore99_248_2.jpg (25048 バイト)

東大門市場には、さる96年、プレーヤータウン(前コピョン プレーヤー)を皮切りに、ヘヤンエリシウム, ミリオレ, サンウテックスプラザ, デザイナークラブ等、10余りの大型ショッピングセンターが相次いで開業した. この時から始まった東大門市場の南大門市場に対する追撃は、今回の斗山タワーの登場で、より一層気勢を上げている. 斗山タワーに入居した 2千余の店舗中で‘東大門商人’が賃借した比重は30%であるのに比べて、‘南大門商人’は40%に達すると明らかになった. これらの相当数は、南大門にあった店舗を東大門に移したケースだ. 以前に南大門市場に店舗があった彼らまで合わせれば、南大門商人の比重はより一層高まったわけだ.

南大門市場側の人々は努めて平然とした表情をしている. “南大門と東大門が競争しているというが、実際には誇張されている. 南大門市場は、食品から輸入商品までないものがない総合市場だ. そして、東大門と商品が重ならない. 競争関係にあるのは、10〜20歳代序盤を狙った衣類製品程度だ. この部門では、確実に東大門に強力な点がある. だが、アクセサリー・婦人服・輸入商品・食品・めがね等、他の分野ではまだ南大門には及ばない.” 南大門市場 株式会社 ペク・スンハク係長の話だ. この点は、東大門総合市場 総務部長 朴ビョンソン氏も認める. “南大門商圏が活気付いているが, 直接競争関係にあるのは、やはり10〜20歳代の衣類”だという説明だ.

かと言って、南大門市場としては東大門市場の挑戦を“既存の市場で買える物を現代的建物で買うということ” 程度に過小評価するだけではいられない状態だ. 実際、児童服の場合、南大門側は商人たちに店舗を東大門にも出す‘ふた股がけ’を自制するように要請するなど、内部の取り締まりを強化している. 薄汚れた古い建物に新しく化粧を施す‘現代化’の努力も傾けている. ワールドプラザとラッポムエステは、昨年、増・改築によって、可愛い新しい服を着た.

南大門の本格的な反撃は、2000年 1月に開店する、現代的大型ショッピングモール‘MESA’だ. 景気がこちんこちんに凍りついた昨年 11月にも、MESAEの分譲率はほとんど100%に達する程なので、南大門側はおおいに期待をかけている. だが、2万余坪の敷地に1万1千余りの店舗が大小集まっている南大門全体に、こういう方法での現代化を試みることはむずかしい. 各売り場ごとに地主たちの数が数百人に達し, 建物の増・改築をすれば、それらがみな一時休業をしなければならない等、市場の構造が合意を引出すのに難しくなっている. それに対し、東大門の場合、大型ショッピングセンターが入っている土地は倉庫などの用途で使われていて, 土地住人等の数字もそんなに多くない.


南大門も花化粧してショッピングモール分譲


こういう理由で、南大門は現代化よりは‘総合市場’という、既存の長所を生かしながら‘専門化’で勝負をしようと力を注いでいる. アクセサリー売り場を例に上げれば, 一店舗にイヤリング・指輪など、あれこれを雑多に置かずに、イヤリング専門店, 指輪専門店などに特化させて行くということだ. 外国人観光客に対するぼったくりをなくすために、昨年11月以後、露天商の簡易店舗に一連番号を付けるように推奨したことも、目につかないけれど, サービスの質を改善するための小さな試みだ. だが、卸売市場としての南大門の最大弱点の駐車施設不足は、今後も容易に解決の展望が見えない.

これに比べて、東大門はだいぶ浮かれている雰囲気だ. ブライダル用品と原緞を主に取扱う東大門総合市場の商人たちは、10〜20歳代用衣類の商圏が東大門を越えて行けば、売上げが増えると期待している. プレーヤータウン・デザイナークラブ等は、広い駐車施設を土台に、地方商人たちに対する卸売市場として動いている.

だが、こういう評価があまりにも誇張されている側面もある. 東大門ショッピングセンター店舗で売っている衣類の相当数は、南大門からのものであるためだ. 東大門衣類の製造基盤は、相変らず南大門にあるという話だ.

東大門運動場周辺にショッピングタウンが生まれて苦しくなったのは、近隣の平和市場と鍾路5街にある広場市場等、広い意味の東大門市場だという指摘もある. 斗山タウンに店舗を出した商人たちには、平和・広場市場の出身者もかなりあるというのが事実だ.


割引販売も登場… 外国人商人争奪も


おもしろい様相は、東大門市場内部の競争がより一層激しくなっている点だ. 特に、プレーヤータウン・ミリオレ・斗山タワーの三角競争は順次熾烈になっていく展望だ. この過程で、デパートで見られるような割引販売(セール)も登場した. 東大門では、商人と物の値段を駆け引きして、個別に掛け値をする姿だけではない. 斗山タワーが開店した日、ミリオレ等、近隣のショッピングセンターの店舗は一斉に割引販売に突入していった. 市場で割引販売期間が生じたのである.

モンゴル・ロシア等、外国人商人を捕まえるための競争も熾烈になっている. 今までは外国商人売り場がプレーヤータウンの地下にだけあったが, 斗山タワー地下 1〜2階にも‘外国人出逢いの広場’が生まれる.

‘現代的専門市場’として変革している東大門に、今後、どんな変化が生まれるのかは速断するのが難しい. 割引販売期間も発生したのだから、デパート・セール売り場等に適用されている流通方式が生まれないともいえないためだ.

ジョ・ジュンサン 記者


sang21@mail.hani.co.kr


ハンギョレ21 1999年 03月 11日 第248号 .



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