[2013.01.21 第945号]

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≫ ニューシース

昨年8月、ロンドンオリンピック女子重量上げ 最重量級 最後のスナッチ3回試技で、チャン･ミラン(30・写真)選手は最後までバーベルを挙げられなかった.
4位と‘ノーメダル’が決定された瞬間、彼女は淡々と競技場に跪いて両手をついた.
そして、微笑を浮かべてバーベルに投げキッスをした.
15年を共にしたバーベルとの離別の練習は、直前の北京オリンピックで金メダルを取った歓喜の瞬間よりもっと大きい響きを与えた.

それから5ケ月後である1月10日、彼女はバーベルを完全に降ろした.
世界選手権4連覇・オリンピック金メダル・アジア競技大会金メダルの‘グランドスラム’という栄光の選手生活に終止符を打ったのだ.
来る2月、京畿 高陽市と再契約をすれば数億ウォンを稼ぐことができたが、彼女は美しい引退を選択した.
そして今、彼女は泣きながら“身体的に選手生活を続ける自信がなかった”と引退理由を明らかにした.
疲れを知らない挑戦をしてきた彼女だけができる、最も率直な離別の告白だった.

今後の進路については、あるインタビューで、“まず、ダイエットをする計画”と話した.
ミランさん, いやミランちゃん.
お姉さんと一緒にやろう！